お久しぶりです 第五 八千代丸。
今日は アオリちょこっとやって 沖のブリを狙いましょう。
今期 初のサビキでのブリ狙い。
釣り方は こんな感じ 冬の飲ませサビキ(ブリ)
前日 ブリを狙った源洋丸の情報より
午前中はベイトもよく掛かったが
午後からは掛かりがわるくなったという。
保険のアジを少々積み込んで、朝からブリ狙いに行くことに。
仕掛けは12号4本枝からスタート。
オモリにクッションシンカー? 効き目は謎???
瀬戸内地方はまだ強い風が吹いているようだが
西よりの風なら ここはパラダイス。
ベタ凪 波の高さ 10cm
ベイトのサバが付いたら底まで落として
本命からのアタリを待つ。
ガクンと大きなアタリがあったが
フッキングせず。
サワラの仕業か?
サバにはざっくりと深い傷跡がついていた。
この釣りで 頼りになるソナー船 清和丸V&Zも到着。
10時だョ 全船集合?
サバは掛かれど 本命はヒットせず。
この釣りでは
@活性がとても高いなら船中30本以上(一人5〜10本以上)
Aそこそこ食いの立っている日は船中15本以上(一人3〜5本)
B食いの渋い日は船中10本程度(一人1〜3本)
C食いの悪い日は 釣り人の数>ブリの数(一人0〜1本)
@やAの日にあたれば、船頭さんの合図で仕掛けを落とすだけでベイトが掛かり
そのまま底まで落とすとブリが勝手に食いつくという実に簡単な釣りでなのだが
そんな活性の高い日は週に1回あるかないかだ。 こんな感じ→ 2014.1.11 2014.12.6
今日は下り潮で海水温が低下した上に 潮がほとんど動いていない。
残念ながら 今日はBかCのダメな日だ。
こればかりは釣り人の力では どうすることもできないので
この事実を受け入れ、1本をいかにして獲るかを考え実践するしかない。
このまま飲ませサビキでブリを狙っても 今日の状況ではヒットしそうにない。
方針変更 作戦B
サバを釣り貯めて 漁礁地帯のまわりで上から落とす作戦。
追い食いさせながら せっせと弾のサバを釣り
一人あたり15〜20匹キープしたところで さらに沖の漁礁地帯へ。
漁礁まわりを徘徊する野良ブリ?を一本釣りすることに。
しばらく走って 漁礁ポイント 到着。
水深は120m
普段は底周辺を狙うが 根掛かりしてしまうので
底から5〜10m切ったところでアタリを待つ。
一流しごとに 誰かにアタリがあるものの
すっぽ抜けて外れたり 漁礁に巻かれたりで なかなか魚が揚がってこない。
サビキ釣りのように船中何人も同時ヒットということはなく
単発の拾い釣りになっていくが 今日の状況ではそうするしかない。
そうこうしているうちに 私にもようやく本命ヒット。
底から10mは漁礁が乱立しているので 早く底を切らないと。
何とか底を切れて あとはじっくり取りこむだけ。
余裕かまして 写真撮影♪
ブリの引きは何度味わってもええもんだ。
しかし 先に掛けた艫の方の仕掛けがと絡み巻けなくなった。
絡みを解いている最中に仕掛けの針がPEにこすれて
まさかの80m高切れ(>_<)
流すごとに誰かにヒットしていることだし
まだまだたっぷり時間はあることだし
サビキで釣るよりいいサイズが揚がっているし
気にしない 気にしない …
しかし
けれども
だが
その後 アタリは遠のき
時間だけが虚しく過ぎていく。
真冬だというのに 暑い。
海はべた凪 波の高さ 5cmなのに…
釣れません。
船頭さんから 「アオリどうする?やるんだったら今から行かんと…」と聞かれたが
まだブリを釣っていない方が半数いたので
ブリ狙いでお願いします。
バラシてから4時間あまり
日が傾き そろそろ終了の時刻が近づいてきた
15時前
底から5m誘い上げたところで
久々のアタリ。
手応えからして 良型の予感。
これを逃したら ボーズ確定なので
慎重に 慎重に
沖上がり直前になって ようやく1本釣れた。
メーターには3cm足りない。
これまで釣れてなかった方々にもヒットして
全員安打になったところで 終了。
今日はボーズを覚悟していただけに
たった1本ではあったが 釣れてよかった。
お迎えニャー軍団 増殖していてビックリ。
船中6人で9本 数は出なかったが
サイズは90〜100cmと サビキで釣るよりでかいのばかり。
アタリ乏しく厳しい一日であったが 最後の最後で何とか1本。
0匹と1匹では天と地ほどの差がある。
この1匹を手にするための努力が報われたというものだ。
本日の釣果 ブリ 97cm